ごく普通の日本人が出逢った外資系企業の世界 2.0

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ファイナンスマネージャーの創造的魅力

私は昔からクリエイティブな才能を持つ人に憧れを感じてきました。音楽、絵画、小説、映像、etc, etc... ただ一方で、私自身にはクリエイティブな才能がかけらもありません。音楽に取り組んでみたこともあり、何度かバンドを組んでライブやストリートもやってみましたが、その度に自分の才能の無さにがっかりしてきました。

そんな中、私がこれまで20年を超えてファイナンスマネージャーの仕事を楽しんで来られたのは、私なりの創造性・クリエイティビティをこの仕事を通じて体感して来られたからではないかと思います。

ファイナンスマネージャーの役割は、 「あらゆるビジネス環境を考慮し、優れた収益性を中・長期的に可能にする継続的競合優位性を作り出すために、戦略的に一貫性を持った投資(ヒト・モノ・カネ)の選択と集中を提言していく」ことだと自分なりに定義しています。

誰にでも共通の成功モデルというものはなく、またある時成功したビジネスモデルであっても、時間が経って環境が変われば 使い物にならなくなってしまいます。

考えてみれば、これほど色とりどり要素がつまったパレットってなかなかないわけで、その中で何を重視し、どんな選択肢をもってビジネスモデルを組み上げていくかというのは、まさにクリエイティブな仕事だと思うわけです。

あまり深く考えてファイナンスのキャリアをスタートしたわけではなかったのですが、振り返ってみると、創造性に憧れる創造性のない私が出会った天職の一つだったのかもしれません。

 

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