ごく普通の日本人が出逢った外資系企業の世界 2.0

日用品・化粧品・IT業界における外資系企業での経験を通して学んだことをまとめたサイトです。某電子書籍サイトで「2011年秋のビジネス書厳選5冊」に選ばれた拙著「世界基準のビジネススキル - ごく普通の日本人が出逢った外資系企業の世界」はamazonのkindleunlimitedにて無料で読んで頂くことができます。

成長スピード>年齢

仕事のアサイメントやキャリアを選択する際に、最も気にかけているのが「自分の市場価値の上昇スピードが、年をとるスピードを上回っているか」ということです。稼ぐ力というのは市場の需要と供給で決まるので、自分が意味のある希少性を保てているかというのは、とても大切です。

現時点で、私のこれまでの経験やスキルというのは、市場である一定の希少価値を持っています。それは、a) 40歳前後の年齢で、b) 世界のトップレベルの外資系企業において、c) 海外駐在・海外ビジネスも含めて、経験を積んできた日本人のファイナンスマネージャーの数が、ニーズに比べてそれほど多くないからです。

しかし、今の20代を見ると、外資系企業でのファイナンスマネージャーを志す人の数も増えています。また、彼ら・彼女らの多くは+アルファのスキル(英語以外の外国語・デジタルスキルなど)を持っています。この年代が40代に向けて経験を積んできた時、50代を迎えた私が今と同様の希少性を労働市場で保てているかというと、それは簡単なことではありません。年齢を重ねても市場で求められる人材であり続けるためには、常に年をとるスピードよりも早く市場価値を高めていく必要があるのです。

そのために、これまで試行錯誤しながらキャリアの選択を考えてきました。最初に勤務した日用品メーカーから化粧品メーカーに転職することで、自分のポジションを上げ、より大きな組織・ビジネスを大きな裁量を持ってリードする経験を得ました。また、次にIT分野の外資系企業に転職することで、大きな視点を持つことを求められるファイナンスマネージャーとしては、特異な優位性を得ることができると考えました。

実はこの間、全く異なった分野で一歩を踏み出そうと考えたこともありました。それは地方創生の分野です。生まれ故郷近くにある過疎の島の再生事業に誘われたことがあり、実際に1ヶ月滞在していろんな人と話したり、島の様子を観察したり、自分なりのビジネスモデルを考えたりもしました。結果的に家族の事情などもあって実際に移住することはありませんでしたが、「ファイナンスマネージャー x 海外経験 x 地方創生」というのは、これからの日本にとってニーズがありかつ特異性を持った選択肢だったのではないかと思っています。もしかすると将来そちらの方に移ることもあるかもしれません。

いずれにせよ、「自分の経験・スキルをスピード感を持って伸ばせる場所」で、「意味のある希少性を持つキャリア」を創り上げていくことは、年齢を重ねても充実した仕事を続けていくための重要な要素ではないかと思います。

 

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